2013年12月09日
え? それって私のこと?
こんにちは、営業部の小橋川です。
週末、上司に勧められた本を読んでいました。
タイトルは「遊んでいても結果を出す人、まじめにやっても結果の出ない人」
タイトルだけは前々から耳にしていたのですが、読んだのは初めてです。
それにしても面白いタイトルですよね、皆さんの周りにもいらっしゃいませんか?
「遊んでいても結果を出す人」と「まじめにやっても結果の出ない人」
いますよね? 大体の人は周りに思い当たる人がいるはずです。
こういった、誰しもあてはまる、心当たりのあるものを「バーナム効果」と言います。
占い師や営業マンが良く使う手法の一つです。
身近なもので言えば、血液型診断ですね、新しい環境でちょっと打ち解けてきたときなどに
こんな会話をよく耳にします。
Aさん「もしかしてO型?」
Bさん「よく言われるけど、A型だよ。」
Aさん「そういわれてみれば、A型っぽいかもしれない!」
結局、BさんはO型の要素もA型の要素も持っているって事ですよね。
他の具体的な例として、以下の3つをウィキペディアからコピーしてきました。
- あなたは他人から好かれたい、賞賛してほしいと思っており、それにかかわらず自己を批判する傾向にあります。
- また、あなたは弱みを持っているときでも、それを普段は克服することができます。
- あなたは使われず生かしきれていない才能をかなり持っています。
いかがですか、ご自身にあてはまりませんでしょうか。
これをネットショップで活かしてみましょう、もし私が高級志向のショップ店長であれば、以下のようなキャッチコピーを使います。
「なるべくお得に買い物がしたい!! でも、本当に価値があるものが欲しい!! そんな方は必見です。」こういった、バーナム効果を使用したコピーは「私の事だ!!」とお客様に思ってもらえます。
そしてお客様は「あなたの為に」という言葉には弱いんです。
ぜひ、使ってみて下さい
最後に、次のようなタイトルの本があったとします。
「遊んでいるようで実は頑張っている人、まじめにやっているようで実は仕事を間違っている人」
みなさんの周りにいらっしゃいますか?「遊んでいるようで実は頑張っている人」
今頭に思い浮かんだその人は、「遊んでいても結果を出す人」で想像した人と同一人物ではないですか?
でも「遊んでいるようで実は頑張っている人」と「遊んでいても結果を出す人」では言葉の意味がまるで違います。
まるで違う文なのに、同一人物を想像してしまう…
人間の心理の怖い所ですね。
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